2012/01/24

架空の国の切手展始まりました!

いよいよ、始まりました!「架空の国の切手」展!


睡眠時間を削って制作し続けてくれた作家さんのおかげで、店内はカラフルな、見知らぬ国々の切手が勢ぞろいです!

今回は、表現方法にハンドプリントを取り入れている作家さん5人にお願いして、それぞれ架空の国を一つずつでっち上げてもらいました。

それでは、展示作品(架空の国)の一部をご紹介。

まず、こちらがASLI王国(ナカキョウ工房 )。
今年で建国500年を迎えるASLI王国は動物と人が楽しく共存している美しい国で、カラフルな手工芸が盛んです。
現在の国王は、もともとは庶民からのしあがった心優しきスーパースター。
よく見ると、ロン毛です。おしゃれーー!
美しいお妃とともに、国民からの人気は絶大!



そして、こちらは「失われたものの国」(Bonhanco )。
そこでは見覚えのあるような初めて見たようなものが、生き生きと過ごしています。「よく見ましょう。そしてよく笑いましょう。」この国に生きる半魚猫たちの教えです。
消しゴムハンコとは思えない、繊細な線が魅力のBonhancoさん。
今回は切手作品の他に、消印型ハンコのセミオーダーも受け付けています。



そして、北欧フィンランド湾沖に浮かぶ小さな島国・Pilmaa(ピルマー)。(タニグチミドリ

フィンランド語で雲(pilvi)の国(maa)と名付けられた国。
お祭り好きで陽気な国王は、寒くなると冬眠してしまうため、冬季の祭典は禁止。


「俺が寝てる間にずるいーー!」と叱られるのでしょうか。
架空の国の切手展も心して静かに執り行わなければ。

遠い昔にピンクのアルパカがいたという伝説があり、また神の使いとしても崇められています。
ピンクのアルパカは宗教画や文献に数多く登場するものの現在では目撃情報がなく、高額の懸賞金が懸けられているそう。

こちらは、宗教画をモチーフに建国100周年の年に発行されて記念シート。
お宝です。


不思議なおもちゃを生み出す黒ヤギが代々国王を務めるミチクサクーシャ国はそれぞれの家庭で切手をつくっているんですって。(ミチクサクーシャ 坂本友希
シルクスクリーンの鮮やかな発色が美しいです。
今回の展示では友希さんの今まで私が知らなかった新しい一面(特にデザインという部分で)が発揮されていて目を見はります。
ミチクサクーシャのお話は、ZINEになって、今までに2種類出ています。のびのび荘でもお取り扱いがありますので、ご興味のある方はぜひ、ご覧になってください。
外国の素敵な児童文学を読んでいるような、懐かしさがあります。


トロピカルな南の島国の切手は、あの「プリントゴッコ」で製作されています!(吉田チロル)
ため息が出るほど鮮明でカラフル!プリントゴッコをなんと5版!も贅沢に重ねてできた繊細な作品たちをぜひ肉眼で楽しんでいただきたいです!
キウイや、パッションフルーツの薄皮まで、じっくりご覧あれ! 

花とフルーツシリーズの他に、魚や鳥のシリーズも華やかです!

2012/01/15

しろがね山の冒険!最高の仲間たち!!

ワークショップ「しろがね山の冒険」本日無事終了しました。
今回は、1年生の男の子と女の子が1名ずつ参加してくれました。


のびのび荘に突如出現した「しろがね山」。でっかいです!!
山あり谷あり!断崖絶壁!とにかくごっつごつ!
こりゃ大変だ!

海に浮かぶ、氷と雪でできたしろがね山は、もうすぐ溶けてなくなっちゃうんだって!
しろがね山には、宝物が隠されているという伝説があるんだそうな。
山がとけたら宝物も海に流出しちゃう!!
仲間と一緒に、宝探しに出かけるぞーーー!おー!!
と、船に乗り込んだ仲間たち。果たして、宝物はみつかるのか・・・。




まずは、キャンプをはって、食糧さがし・寝床さがしのサバイバル。
仲間たちは恐竜の「きょうちゃん」に、ムニュムニュふしぎな「小麦粉ちゃん」、そしてあのジブリからは「猫バスさんも」加わってくれたし、とにかくとにかく、個性的な人たちばっかり!
かなり自由きままな仲間たちで、宝探しを放り出して入り江で水につかって待ってるという「金魚4兄弟」もいたし、山を駆け回る健脚な「ニワトリの夫婦」もいたし、冒険するうちにどんどん仲良くなってきたよ!


お宝は険しい山のどこにあるのか・・・。
お多福さんやだるまさんは、もともとこの山に住む人々。
しろがね山がとけることを知らないでのんきに暮らしてます。


バーベキュー大会(?)を通して、山の人々とも仲良くなり、山の古い伝説や、宝物の隠し場所へつながるヒントをつかんでいく旅人達!!


雄鶏さん 「お福さん、宝物はどこかいな?」
お福さん 「ふふふ…教えてあげよか どうしよか…。実はね…」


きょうちゃん・テレビくん 「えーー!!そ、そんな伝説がーーーー!!!」


だいぶ登ってきて疲れている旅人達。
テレビくん顔色悪いね!高山病かな?


お多福さん 「おほほほ。宝物は、伝説の怪獣が守っていますよ…見つけられるといいわね…」



なーんちゃって、これは店主が勝手に作ったストーリー。
たくさん撮った写真を組み合わせて、それぞれにお話を紡ぎだしていきます。




選んだ写真を、色画用紙で作った冊子に貼り付けて絵本にするよ。
お話も 、こどもたちが語る内容をみきちゃん(講師)がうちこんでくれて、ぴーっとプリントアウト。一緒に貼っちゃいます!便利な時代になったもんじゃのう。

このあと、一人ずつお話を発表しました。二人ともすーごく素敵なお話になりました。
堂々と発表する姿も頼もしかったなーー。
プリントに思いのほか時間がかかり、予定時間をかなりオーバーしてしまいましたが、楽しく終了できてよかったです。
お付き合いくださったお母様方も、本当にありがとうございました。


冒険終わって、日が暮れて、しろがね山はあとかたもなく消えて、いつもののびのび荘に。
つぎは、どんな物語の舞台になるのやら・・・。楽しみです。

2012/01/09

しろがね山の冒険 ~なりきり遊びとデジカメ写真でものがたりをつくろう!~

明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、新年1発目のイベントは、小学生対象のワークショップ!

その名も 「しろがね山の冒険」 !!!!!



冬が来ると1日だけのびのび荘に出現する秘境…「しろがね山」。いりくんだ岩や山道が旅人を迷わせます。でも、それは山に秘密があるからなのです…。



ワークショップ「しろがね山の冒険」は会場内に架空の山「しろがね山」に見立てたオブジェをつくり、お子さんたちが持参した「登場人物」たちに冒険してもらう企画です。

冒険はデジカメで撮影し、その場でプリントして、みんなで物語をつくります。
小さな登場人物になりきって遊ぶドキドキとデジカメ写真を手がかりにものがたりを考えるワクワクを体験しに来てください。

楽しい冬の1日になりますように…☆


【日時】 2012年1月15日(日)
    13時~15時ごろまで

【対象】 小学生

【参加費】 2500円

【持ち物】
  •  デジタルカメラ(お子さんが操作しやすいコンパクトカメラが良いと思います)
  •  物語の登場人物 (手のひらにのるくらいの大きさの人形、おもちゃ、雑貨…一人3つまで。生き物はご遠慮ください。)
【備考】
  • 当日は動きやすい服装でお越しください。
  • お茶・おやつ・おみやげつき
【申し込み】のびのび荘まで


☆講師・企画者プロフィール☆

有村美希 1983年大阪生まれ

東京芸術大学で鈴木理策先生に師事し組み写真を学ぶ。一方で子供時代から童話や詩を愛読。お話の空想・読書・弓道などが趣味です。

好きな児童書は、スイミー、あおくんときいろちゃん、とべばった、はたけうた、エンソくんきしゃにのる、とさかにごはん、ムーミン谷シリーズ、宮沢賢二作品、ナルニア国物語、長くつ下のピッピ、やかまし村、種々の民話…などなど。