2012/06/25

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑭ 古(いにしえ)の人々の酒造り

つづきまして、草木染とスクリーンプリントをつかった、布製品をつくっている三千歳さんをご紹介します。
プレ企画のビール造り遠足にも、意気揚々と参加してくれた、自他ともに認めるお酒好きの彼女。
実際に、ビールができるまでの一連の手順を体験して、昔の人がお酒を造りはじめたころのことについてじっくり考えたそうです。





三千歳さんは、日本古来の文化や思想、習慣に基づいて、現代に生きる布製品をつくることをコンセプトに活動しています。

今回は、古い文字の書体をデザインに取り入れました。

文字は生活にとても密着していると感じ、象形文字から、昔の人の暮らしぶりを想像すると、お酒造りというのは、収穫の喜びの一つの表現なのかもしれないと思ったのだそうです。

ビールというよりも、「麦からできた酒」という雰囲気。
今回の展示を企画してみて、人によっていろいろな「お酒」観があるのだなーと思います。

和紙に刷るビールラベルと、お酒を包む手ぬぐい・風呂敷などを出展予定です。

お楽しみに!

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑬ 熱帯夜を吹き飛ばす!涼やかグラス

一人酒の相手もしてくれそうなガラスのカエル君。
仕事の愚痴でも恋の相談でも何でも聞いてくれるよ!



自然やその息づかいを感じるようなガラス作品をつくるアオキ ナオミさん。

暑い夏の夜、太陽からのジリジリ攻撃を癒すのは、キューと飲む一杯のビール。
それとも、チビチビ飲む冷酒?
熱帯夜を涼やかにするグラスを出展してくれます。







基本は吹きガラスなのですが、そこにエナメル顔料で絵付けをしたものもあります。
紙に絵の具で絵を描くのとは全く異なり、何度やっても新鮮な発見があって奥深さを感じると言う、アオキさん。
いつでも初心を忘れない、新鮮なドキドキをもって制作に臨んでいるのですね。
作品からもそんなドキドキが、伝わるかしら??ぜひ、確かめに来てください。




【作家プロフィール】

アオキ ナオミ

大塚テキスタイル専門学校友禅染色科卒
テキスタイル,パッケージ,グラフィック等のデザイナーを経て
その間、セツ・モードセミナーにてタブローを学ぶ
2001年 ㈱タキナミガラスでのガラス教室にて宙吹きガラスを学び
現在、江東区にある猿江ガラスにて作品を制作中
2004年より年1・2回のペースで作品展、グループ展等に参加
現在に至る

2012/06/24

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑫ 銅に生命を叩きいれる

さーて、今日も景気よくいきましょう!
まずは、金工の福知秀幸さんのご紹介です。

パグの口元から何かが芽吹いています!

パグ犬のクシュッとした皺。いつも濡れて光っているくりっとした目。
これは銅を火で焼き、金槌を使って叩くことで、少しずつ形作られたものです。
この手法を、金工のなかでも鍛金と言います。


これは、ジュエリーフック。福知さんいわく、空也上人像へのオマージュだとか。

福知さんは学生時代に授業の中で、金属の平たい板が、人の力と金槌だけでみるみるバケツ状に立ち上がり、三次元の形になるのをはじめて目にしました。
冷たい印象だった金属が金槌で何千回、何万回とたたくうちに、とても温かく、命の温もりを宿すような印象になっていくことに、とても感動したそうです。



そして、作品の表面に現れる槌目が、自分の生きている一秒一秒を刻んでいるように思え、とても好きだと言います。

福知さんのお話を聞いて、銅という無機物にも、実は生命みたいなものがあるのかなー?と、ふと頭に浮かびました。
あぶったり叩いたりという長い対話を経て、ようやく 外に出てくるような。


ほろ酔い展には、銅鍛金のぐい飲みとビアマグを出展予定。
銅のぬくもりをぜひ感じていただきたいです!

【作家プロフィール】

福知秀幸

私は昔から他の生命にとても興味がありました。何で同じ生命なのにこんなにも人間と違うのだろうか。
その自分(人間)との「違い」が気になっているのかもしれません。
その「違い」にはどんな理由があって、どんな意味があるのか、いつも考えてしまいます。
人間以外の生命に目を向けることで始めて人間とは何なのかが見えてくるのだと思っています。
私の表現したいものは『命の形』です。

 

2012/06/22

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑪ 謎の工作作家、デビューです!

のっぽさんとゴン太くんの「できるかな」という番組、覚えてますか?
私、こどものころあれが大好きで、だいたい、口開けてぼーっと見てただけなんだけど、「こうすると、ああなるのかー。」とか「へー、柔らかいものでもこうすれば丈夫なものになるんだー。フムフム。」なんて、あの番組で学んだこと、結構多いです。

新ジャンル!工作作家のやまもと あいさんは、小学校で図工の先生をしていました。そして現在、自宅の一部のスペースで、こどもの造形教室あいのてを主宰しています。

二つのお仕事の中で子どもたちが無心に何かを作る姿に触れ、純粋に、ただ作ることの楽しさを思い出したと言います。


あいさんの作品ジャンルを「工作」としたときに、工作ってなんだろうねー、とじっくり話しました。


身近な素材や、あるものを使って工夫したり考えたりしながら、ちょっと面白いものやかわいいものを夢中になって作る。そこからコミュニケーションが生まれたり、見てる誰かの創作意欲を刺激するもの。それが「工作」なのかな、と。

「誰にでも扱える素材で、その人にしかできない作品に仕上がるもの」でもあるかもしれませんね。




段ボールを土台に和紙を張り子のようにくっつけてつくった時計(左)
と、カラフルに色付けしたマカロニを鱗に見立てた魚のオブジェ(右)



あいさんは、金属造形作家としても活動しています。
こちらは、やっぱり誰にでもすぐに扱える素材ではないですね。
訓練や技術、知識、そして広い場所や設備が必要です。



金属造形作家としても活動中。
つい先日、旧姓の江原愛 名義の個展「キンノイト」(GALERIE SOL / 銀座)を終えたばかり。


実は店主も、昔々の学生時代、鉄を素材に彫刻を作ってました。

でも、鉄という素材にこだわりすぎて、続けられなくなってやめてしまいました。
今は今で、お店をはじめてすっごく楽しいけど 、もっと頭を柔らかくして、手を動かして考えることさえ続けていれば、今も、つくる人だったのかもしれないなーと、思うこともあります。

そんなこともあって、私は、大人にこそ工作を! と強く思うのです。




あいさんに制作途中の様子を写真で送っていただきましたよ!

今回は、ビールラベルをお願いしたんですが、年輪が味わい深いスライスされた木片が素材として使われるんですか?!

ゴン太くーん、これ、いったいどうなるのかしら??
ぜひぜひ、会場で確かめてねー!

2012/06/21

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑩ 陽気でおおらかなグラスたち

吹きガラスの制作現場って、とっても熱いんですよね!(漢字で書くのも、暑いよりも熱いのほうが雰囲気近いんです!)

夏に涼しげな雰囲気を演出してくれるガラス器は、気温約50度(夏場のアトリエ温度)の環境で生まれるんですって!!

吹きガラス作家の鈴木紀子さんは、ぐい飲みやビアグラスを中心に、おつまみ的雰囲気の小さなオブジェも出してくれますよ!

熱く溶けてグニャリとなったガラスの雰囲気が伝わる作品です。


左手前の小さなパーツを先に作り、グラスと一緒に吹いて模様にするそうです。


なんだかみんなが働いている暑い日を狙って有給休暇をとり、お日様が高い時間から木陰やパラソルに身を隠し、ひとりのんびり一杯やりたいような、そんなグラスたちです。

もちろん、大勢で「がはは!」と笑いながら乾杯するのもいいよねー。

でも、思い浮かぶのはやっぱり屋外。
とても小さなものですが、広い空間の中で使いたいようなおおらかなグラスです!


【作家プロフィール】

鈴木 紀子

制作中のガラスは、熱くてどろっとしています。
冷めて形が固まった後でも、グニャグニャしていたガラスの柔らかさや流動性が感じられるものを。そして、何より眺めたり、手に取った時になんとなく楽しくなるものを作りたいと思って制作しています。

普段はオブジェや花器を制作することが多いのですが、今回はグラスとぐい呑みで参加しました。お気に入りを見つけてもらえたら、幸いです。

2012/06/20

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑨ 酒宴が酒宴たるそのわけは・・・

ミチクサクーシャがお酒を表現すると、どうなるんでしょう。

ミチクサクーシャは、竹村良訓さんと坂本友希さんのものづくりユニット。
表現技法にはこだわらず、二人が面白いと思うものを作っています。

DMを制作するとき、「ミチクサの作品ジャンルってなんだろうね?」と二人と一緒に頭をひねったのですが、「もの・おはなし」という言い方が一番しっくりきたので、そうしました。

竹村さんはほろ酔い展 予告編 ⑤でも紹介しましたが、陶芸家です。
坂本さんは、布や紙に染色やスクリーンプリントで表現することが多いです。 

そして、二人がタッグを組む「ミチクサクーシャ」になると、いたずら心がいっぱいの、「特に必要じゃないけど、あるととっても愛おしいもの」を作ります。

のびのび荘でも春に個展をやってくれました。




今回のビールラベルは、シルクスクリーンで表現します。



これは1回目を刷り終えたところ。もう1版重ねますよ!

ビールラベルのテーマは「酒宴が酒宴たるそのわけは?」
お酒を飲んで楽しくなったり、声が大きくなったり、踊りだしたいくらいいい気分になってしまうのには、「あの人たち」が絡んでいるとか、いないとか・・・ 。

うーん、さすが、ストーリーテラー ミチクサクーシャ。
今回もビールをテーマに愉快なおはなしを紡ぎあげてきました!こちらもZINEとして販売予定です。


そして、ダジャレ大好きミチクサクーシャ。「ビール・モ・ビール」も出ちゃうみたい。
ミチクサのダジャレは、おやじギャグじゃなくて男子小学生の香りが漂います。
私は結構好きなんですよね。この手のダジャレ。

他にもミチクサ風の(実用的ではないかもしれない!)お酒まわりのあれこれ、 たくさん並びますよ!お楽しみに!

2012/06/19

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑧ 目に涼やかな酒器で、爽やかな夏!

ムシムシ暑くなってきましたね!
湿気て不快指数急上昇な日本の夏。
五感を駆使して、少しでもすっきり過ごしたいですよね!
ビール飲んでのどをシュワシュワさせたり、夕涼みしながら冷えたお酒をキューっとやってみたり。涼やかな酒器を目で楽しんだりするのもいいかも。

こちらは、陶芸家 月野里美さんの酒器です。
普段使いを意識して、使い勝手の良い器を作っています。

呉須の濃淡で描かれた細やかな染付に涼を感じますね!



今回のほろ酔い展、月野さんの作品は、染付のものが中心です。

月野さんは、女子美の日本画出身。卒業後にお仕事をしながら陶芸を学びました。
図案の構成や、凛としてたおやかな雰囲気は、日本画の経験が生かされているのかもしれませんね。



【作家プロフィール】

月野 里美


日常生活を楽しく過ごせるような器を作りたいと心がけています。 


ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑦ はなねこさんとピンクのアルパカ

DMの作家名のなかに、「猫実珈琲店」ってはいっていたのを見て驚かれた方も多いかもしれませんね。
ユニット名でもなんでもなく、千葉県浦安市にある、コーヒーもケーキも美味しい正真正銘のCafeですよ!

猫実珈琲店の雰囲気は、店主のネーコさんそのもの。
明るく朗らかで、出しゃばらない。ものすごい包容力です!
静かな住宅街にスーッと溶け込むようにあって、今年4周年を迎えました。

そして、なぜかものづくりが好きな人々を引き寄せる、強力なマグネットをお持ちのようで、はじめはお客さまとしていらした方が、オリジナルグッズをつくったり、お店の包装紙をつくったり、みんなで展示会を開いたりと、羨ましいくらい、「猫実ネーコ文化圏」を築いています!!
いいなあ、人柄だよね~。


猫実珈琲店オリジナルポストカードや包装紙はたまむらさちこさんによるデザイン。
店内にはタニグチミドリさん作の木製ポストがあって、
コーヒーを飲みながら、お手紙をしたためることもできます。
ふたりとも最初はお客さまとして猫実珈琲店に来たんだって!!

今回のほろ酔い展には、ネーコさん率いる、チーム猫実として、ビールラベルと豆本、そして、お酒にまつわる美味しいお菓子で参加です。

猫実珈琲店のポストカードのねこちゃんは、しっぽにお花が咲いてる 「はなねこさん」といいます。(秋山はなさんののんべえネコも偶然にもハナネコさん!)

この、はなねこさんを描いたのが、イラストレーターのたまむらさちこさんです!

そして、上の写真の木製ポストを作ったのが、木工作家で消しはん作家で2児の母である、タニグチミドリさん。
そう、今年初めの、架空の国の切手展で、ピンクのアルパカ伝説が残る、ピルマー王国をでっち上げた、あの人です!
展示期間中に第2子を出産。
そのお産があまりにも軽かったため、ピンクのアルパカは安産の神として、展示を見に来てくれた妊婦さんたちに大人気でした。

そんな二人が、コラボして、ビールラベルを作るとのこと!
というわけで、テーマは、
「はなねこさん、ピンクのアルパカを追いかけ旅に出る!」
となりました。
これは、波乱万丈!奇想天外なストーリーが期待できますな!

はなねこさんの豆本。
はなねこさんは、猫実珈琲店で年1回行われる「豆本展」をきっかけに誕生しました。
はなねこさんとピンクのアルパカが仲良く丸まってる図案のコースター。
タニグチさんの消しゴムはんこが押されていますよ!



そして、猫実珈琲店 店主のネーコさんは、お酒にまつわるお菓子を出展してくれますよ!
ちょっとだけみせますと、無花果のワイン漬けが入ったガトーショコラ (写真左)と、ゴマとチーズのスティック(写真右)…。あとは会場でね!

ワインの風味を楽しんだり、おつまみにしたり楽しめますよ!

【作家プロフィール】


たまむらさちこ

武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業後、ハーグ王立美術アカデミー(オランダ)に留学。
名刺から壁画まで、色々なものを作る仕事をしています。
食いしん坊。猫実珈琲店の包装紙も担当しました。

タニグチミドリ 

4才女子と4ヵ月男子の母。35才男子の妻。
育児に追われながらも、ゆるゆる活動中です。
主に木の小物(アクセサリーやカトラリーなど)や消しゴムはんこを作っています。

猫実珈琲店(せこけいこ)

OL、パン屋、ケーキ屋、喫茶店の仕事を経て、浦安の猫実にスペシャルティ珈琲と手作りケーキの店「猫実珈琲店」をオープン。5年目に突入です。

2012/06/18

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑥ おふくろの味!呑兵衛ビール!


一升瓶を枕に、草むらで昼寝する、ハナネコさん。
生みの親である、“のんべえ消しハン作家” 秋山はなさんに瓜二つ!じゃないの!!


消しゴムはんこのモチーフに選ぶのも、いつも酒の肴ばかりという秋山さん。
徹底していて清々しいね!(もちろん、依頼があれば、花や動物なんかも彫るそうです。)

今回はビールラベルのほか、こんなかわいいレシピ豆本も展示販売してくれます!
ザ・おふくろの味!な、お酒のアテがいろいろ。
繰り返し出てくる食材や、鍋は、一つ一つ消しゴムハンコを押して、色鉛筆で着彩!
思わず笑っちゃうくらい凝ってます!
その、ユーモラスな表現を、ぜひ、肉眼で確かめてほしい!!


ビアラベルだって、春夏秋冬の酒の肴!いやー、清々しい!
美味しいお酒は、美味しい食べものと一緒に、気の合う仲間たちと一緒に楽しむのが1番ですよね!!

【作家プロフィール】

秋山はな

福井県出身 多摩美術大学彫刻科卒業

ある日、ふと落書きで酒瓶を描いてみました。
その一升瓶の形がとてもいとおしく思えて、描くたびにしっくりくるものがありました。 
そして、10年…肴やお酒を描いているうちに、今の形になりました。

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編⑤ 元・化学小僧のコダワリ酒器

しばらく、ビールラベルの話が続いたので、酒宴を彩る「酒器」の作家さんも、ご紹介!

陶芸家の竹村良訓さんです。
やさしい雰囲気と、明るく軽やかな色づかいが人気です。




このカラフルな作品に使われる釉薬はすべて、竹村さんのオリジナルブレンド。
子どもの頃から化学が大好きだったこともあり、釉薬作りは実験みたいに楽しみながら、試行錯誤を繰り返しているそう。

最近は「青」の研究に夢中だそうです!
どんな「タケムラン・ブルー」が生まれるのかなー?たのしみ!

竹村さんといえば、坂本友希さんとのユニット「ミチクサクーシャ」として、この春、のびのび荘でも個展を開いてくれました。
遊び心いっぱいのミチクサ作品とはまた違った雰囲気の、竹村さんの酒器。
ぜひ手にとってご覧いただきたいです!

【作家プロフィール】

竹村 良訓 (たけむら よしのり)

千葉県出身。陶芸家 兼 修復家。
オリジナルのカラフルな釉薬を用い、器をはじめ、アクセサリーなど幅広く制作。
普段は、ウィスキー、日本酒、泡盛などを好んで飲みます。

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編④ 架空の国の暢気なビール

のびのび荘開店当初から、消しゴムハンコの紙雑貨を置いてくださっているbonhancoさん。
当店での、ゴム版画作品の展示は「架空の国の切手 展」に続き、2度目です!

鉛筆ぐらいの細やかさで、鉛筆以上の雰囲気を目指しているという繊細な描線に、ファン急増中!

今回は「架空の国の切手 展」から派生したアナザーストーリー・・・。
架空の国「bon国」のビールがテーマです!
bon国は、半魚猫や猫たちが暢気に暮らす平和な国のようですね。
 


四季のビール4種類、多色刷り4版の作品なんで、4×4・・・
16枚の版があるんですね!

あれとこれとそれをあわせて・・・と、パズルのように出来上がりを想像して、最終形はぜひぜひ展示を見に来てくださいませ!


切手展でも好評だった、ゴムはんこのセミオーダー(もちろん手彫りです!)、今回もやります!
bon国王が象られたビールの王冠モチーフです。図案の「bonhanco」と記された部分に、お好きな言葉を彫ります!
こちらもお楽しみに!



【作家プロフィール】

bonhanco(ぼんはんこ)

多摩美術大学 日本画科 卒業後、主婦に。
主に消しゴムとゴム版で版画を作ります。
小さなもの、ささやかなものを、小さな画面に刻んでいます。
2012年「架空の国の切手展」 於のびのび荘 に出展。

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編③  「あの人」の春夏秋冬

ショットグラスの中でスピリットの研究にいそしむ妖精

ワダ ヨウコさんは雑誌やWEBなどを中心にイラストレーターとして活動しています!
今回の展示作品に使った画材は、アクリルガッシュ。

彼女のビールラベルのテーマを一言であらわすと、「あの人」の春夏秋冬!!!
季節が移り変わっても、同じ場所で、淡々とそして、飄々と、一人お酒を楽しむ謎の紳士の正体は・・・!!!乞う、ご期待!です。

ぜひ、会場に見に来てほしいから、制作途中を遠くからチラ見せですよ!



さて、ワダさんといえば、「醸し」マニアでもあります!
美大に進むか農大に進むかで悩んだ人なんて、私、初めて会いました!

醸造・発酵に並々ならぬ関心をお持ちなので、ビール造り遠足では大活躍。

お先に出来上がったビールを味見したんだけど、ワダさんが指揮を執った、冬のビール(スウィートスタウト)は今回つくった4種類の中で、私の一番のお気に入りなんです!

そんな彼女の、ビール造りに対する愛情がたっぷりつまったZINEも販売予定! 
アミラーゼやイースト菌がかわいらしく登場します!

ただ今、製本中です!!

【作家プロフィール】

ワダ ヨウコ 

金沢美術工芸大学卒業。
WEB業界で生きてきましたが、2012年よりイラストレーターとしての活動を始めました。
イラストの他、陶芸・手芸などの作品で各地の手作り市に参加しています。

2012/06/17

ほろ酔い は・し・ご 展 予告編②  春夏秋冬、一緒に飲みたい美人!


さてさて、景気良く作家紹介をはじめましょう!!

新槇英美子さんは、文様と人物をメインテーマに日本画を描いています。

透き通るような白い肌の妖しい美人が 華やかだったり、エキゾチックだったりする文様の中に身を埋めてます。
静謐な画面だけど、強い意志や情みたいなものがあふれちゃってるような。うーん、これは、ただきれいなだけの美人じゃなさそうだ・・・。



今回は、「春夏秋冬、それぞれの季節に合わせて一緒に飲みたい美人」をテーマに、ビールラベルを描いてもらいますよ!
その他、白・赤・ロゼの3種類のワインがテーマの小品も展示予定!!

【作家プロフィール】

 英美子(あらまき えみこ)

多摩美術大学 日本画卒
主にギャラリーでの個展グループ展で活動中。
近年は装飾と人物のまじりあった絵画を制作。
取り扱い ギャラリー空


ほろ酔い は・し・ご 展 予告編①  展示会オリジナルビール!

いやー、ほろ酔い は・し・ご 展まで、もう2週間切っちゃいましたね!
早いなー。

今回の展示のために、木内酒造の手造りビール工房にて4種類のビールを仕込みました。
木内酒造の地ビール、「常陸野ネスト」のレシピを参考に、麦芽やホップの種類や量を調整しながら、ほろ酔い展オリジナルビールが完成しましたよ!

(木内酒造手造りビール工房のスタッフのみなさん!お世話になりました!! )

4種類ということで、テーマは春夏秋冬。
味のイメージは、それぞれこんな感じでーす!
  • 春は、芽吹きと出会いの季節!おしゃべりが弾むような、華やかな香りたつビールをテーマにオレンジピールやコリアンダーを配合しちゃいました!ホワイトエールです!
  • 夏は、スコーンと抜けるような青い空とキラキラの日差し! お日様が高いうちから、麦茶のようにゴクゴク飲めちゃう軽くてのどごしの良い感じを目指した、ペールエールです!
  • そして、食欲の秋は、脂ののったさんま(肝の苦味がおいしいよね!)にも負けない、ちょっとパンチの利いた味に 仕上げましたよ!アンバーエールです!
  • 冬は、ほかほかおこたで、おいしいお鍋をつつきつつ、ゆっくりと時間をかけて変化していく味を楽しめるように、スウィートスタウトとなりました!
参加する16組の作家さんのうち10組の方々に、この4種類のビールのためのオリジナルラベルをつくってもらいまーす!

今日から少しずつ、参加作家さんをご紹介していきますよーー!!
お楽しみにー!

2012/06/06

もうすぐ、素材フリマ!

ちょっと、ぼーっとしてると時がたつのは早い!!
素材フリマまであと3日だなんて!!びっくりだよー。

今回、初めての企画で、出店してくれる方がどのくらいいるかしらー??と思っていたのですが、3名の方にお願いできることになりました。
少ないながらも精鋭ぞろい。3人とも、ニット作家さんや編み物の先生です!

そんなわけで、結構珍しい糸や、上質な糸が、お手頃価格で放出されるみたい!
これは、楽しみ!!

出店者ご紹介!
  • ニットデザイナーでニット作家のeccominさん。今回の素材フリマは彼女の、「増えていく素材をなんとかしたい!」というつぶやきが始まりだったんです!
  • 同じくニット作家のdoliminueさん、最近はアトリエでのプチレッスンも開催していらっしゃいます!
  • そして、のびのび荘にもヘアアクセサリーやニット小物などの作品を置いてくれたり、手芸カフェイベントでもお世話になっている、 sham_rock_のu-kiさん。
全員ニット系の方ですが、doliminueさんは、チャームとか小さな付属品もお安く出してくださるみたいよ!!

当初、6/9.10の2日間を予定していましたが、出店者さんが揃わず(初の試みだったこともあり、私の力不足でごめんなさい!)今回は9日(土)1日のみの開催となります。
10日に行こうかなー?と予定してくださっていた方がいらしたら大変申し訳ありません。 
楽しかったらまたやります!

道具も少し用意しておくから、簡単なニットアクセサリーなんかをその場で作ってみても良いかもしれませんね!教えあいっこしましょう!
手づくりの楽しさをたくさんの人とシェアできるイベントになったらいいなーー!!
ぜひ、遊びに来てください!

2012/06/05

6月・7月ははほろ酔い月間


あっという間に、もう6月かーー。
次の展示は、ほろ酔い は・し・ご 展です!
すっごい大所帯です!!準備からもうてんやわんやだけど、とっても楽しみ!

ほろ酔い は・し・ご 展
2012/6/29(FRI) - 7/12(THU) 会期中無休
11:00‐20:00
(日曜日および最終日は18:00まで)


お酒にまつわるエピソードは十人十色。「お酒」と聞いて何を連想しますか?
16組の作家に各人各様の解釈で「お酒」を表現してもらいます。
楽しい酒宴を引き立てる様々な器、そして、ビールラベルを主軸にして、
お酒まわりのあれこれが楽しく並びます。
ビールラベルは、茨城県の木内酒造「手造りビール工房」
で仕込んできたオリジナルビールに貼って展示します。乾杯!!

7/12(木)19:00~ 家庭料理 aunt (西早稲田3‐15‐2田口ビル1F)に場所を移しクロージングパーティーをいたします。
auntさんの美味しい料理を食べながらささやかな量ではありますが、4種類の展示会オリジナルビールで乾杯いたしましょう。〈7/6までに要ご予約〉
参加費¥1,000‐ オリジナルビール以外のお飲み物はauntさんにキャッシュオンでお願いします。


【参加作家】
アオキナオミ (吹きガラス)
秋山はな (消しゴムはんこ)
新槇英美子 (日本画)
鈴木紀子 (吹きガラス)
瀬谷カモメ (イラスト)
竹村良訓 (陶芸)
月野里美 (陶芸)
猫実珈琲店+(たまむらさちこ+タニグチミドリ) (イラスト・お酒のお菓子)
Pinabouz* (イラスト)  
福知秀幸 (金工)
bonhanco (ゴム版画)
ミチクサクーシャ(竹村良訓×坂本友希) (おはなし・もの)
三千歳 (染色・スクリーンプリント)   
山崎美智子 (イラスト)
やまもとあい (ドローイング・工作)
ワダヨウコ (イラスト・陶芸)